これは、数年前に施工した現場ですが、幅が1メートルぐらいだったんですが、見事なカリン材の一枚物でした。先代の方が建てた家らしく、当時のご主人も奥様も研磨した後、まさかこんなに立派な無垢のカリン材だとは、思わなかったらしいです。基本的には、一枚物の床材は木の心材といって、大木の真ん中を切り取った材料なので、そうとう太い大木だったと思われます。私たちもこれほど凄い無垢材はこの前も後も見たことありません。また、縁側は陽がかなり当たるので、劣化が凄かったと思われます。