DIYでよく使用される                    ベルトサンダー、オービタルサンダー、ランダムサンダーは、   それぞれ異なる特徴と用途を持つ電動サンダーです。

ベルトサンダー
特徴
  • 強力な研磨力を持つ電動サンダーのなかでも最もパワーが強いタイプです。
  • サンドペーパーをベルト状にして、モーターの力で高速回転させて研磨します。
  • 研磨方向が一方向のため、木目方向に沿って使用しないと傷がつきやすいという注意点があります。
  • 細かい作業には不向きですが、広い面積の研磨や大きな段差を削るのに適しています。 
主な用途
  • 木材の荒削りや、広い面を平滑にする作業
  • 古い塗料やサビの除去
  • 大きな段差の研磨
オービタルサンダー                   (仕上げサンダー)
特徴
  • サンドペーパーを取り付けた四角いパッドを、細かい円の軌道(オービタル運動)で振動させて研磨します。
  • ベルトサンダーに比べて研磨力は劣りますが、繊細な作業や仕上げに適しています。
  • ペーパーの形状が四角いため、角の研磨も可能です。
  • 初心者でも扱いやすい機種が多いです。
主な用途
  • 家具や木工品の仕上げ研磨
  • 塗装前の下地調整
  • パテの研磨 
ランダムサンダー
特徴
  • 円形のパッドが回転運動と偏心運動を同時に行うことで、複雑な軌跡で研磨します。
  • 研磨の跡が残りにくく、よりきれいな仕上がりが可能です。
  • 研磨力と仕上がりをバランス良く兼ね備えています。
  • サンドペーパーは面ファスナーで簡単に交換できます。
  • オービタルサンダーよりも研磨力が高いため、広い面の研磨から仕上げまで、幅広い用途に使用できます。
主な用途
  • 木材の研磨から仕上げまでオールラウンドに対応
  • 自動車のワックスがけや磨き作業
  • 金属のサビ落とし